蜂蜜採取に密着!!命がけの撮影をしました。

滋賀県米原市の魅力を発信する情報サイト「こめつぶ」です。

今回は、(2018年6月に命がけの撮影をしたにもかかわらず、掲載出来ていなかった・・・・)
米原市にある宮田養蜂場さんの蜂蜜採取に密着しました。

わらべ

宮田養蜂場は、米原市で人気のある「奥伊吹スキー場」のすぐ近く他、3拠点にて採取を行っています。
この辺りは夜になると、熊や鹿などの野生動物も顔を出すそう…

取材に伺うと、ちょうど巣箱からはちみつを採取している最中。

巣箱の中には8枚の巣枠。
これを取り出すと、数百匹のミツバチがお目見え!!!
こんなに多くいると迫力がすごいですね。

巣箱を開けたときに、ミツバチに「燻煙器(くんえんき)」を使って煙を吹きかけます。
この煙を2、3回巣枠に吹きかけると、元気よく飛び出してきた蜂たちも大人しくなり、巣枠を取り出しやすくなります。

こうして取り出した巣枠を遠心分離器にセット!
分離器を手で回すことで、上質なはちみつを取り出しています。

はちみつを入れる缶を満タンにするには、15枚程度の巣枠から採取。

分離機から出るはちみつは、殻やごみなどがあるためざるで漉(こ)していきます。

商品として瓶詰する際は、もう一度漉すことでとても透き通った純粋なはちみつが出来上がります。

「添加物を使ってへんから、手に塗れば天然素材のハンドクリームになるで」と奥さん。

商品に使わない部分を手に乗せて実際に塗りこんでみました。

塗りこみながら食べれてしまうのもまた楽しい時間♪

水で洗い流すと、すべすべな肌に(*^o^*)
肌が変わったことにも驚きましたが、はちみつを洗い流しても手が全くベタベタしない!!
驚きの連続でした。

「これ、食べてみ。」
と、宮田さんに渡されたのは採れたての巣蜜。

手に取って口に含むと、巣の間からじわ~っと蜜があふれ出てくる至福の瞬間を過ごさせていただきました。

【後日談】
タイトルにもある“命がけ”…
実は防護服を着用せずに撮影に飛び込んだため、ミツバチに攻撃され目元を刺されました (´ー`)
目頭を刺され、まるでボクシングで鼻を殴られたような顔(´ー`)

この記事を読まれた皆さんは、巣箱に近づくときには必ず白の防護服を身に着けましょう。。。

【2020年の後日談】
撮影に伺ったスキー場近くの養蜂場が、熊に襲われ巣箱がすべて壊されてしまいました。
今年は例年以上に積雪も少なく動物たちも食材がなかったのかな・・・(´;ω;`)
とっても悲しい事態となりましたが、現在は再起に向けて活動中!
良いお知らせができる日を楽しみにしています♪

宮田養蜂場さんの商品は、市内道の駅・オリテ米原Yahoo!ショッピング店
東京日本橋の「ここ滋賀」にて販売中です。

 

――――――――――――――――――

宮田養蜂場

滋賀県米原市醒井431

――――――――――――――――――


2020-05-29 | カテゴリー: 匠(たくみ), 食べる 

関連記事