米原・醒井でビワマスを気軽に楽しむならココ!駅から徒歩3分のお店「かなやKitchen」
米原市の魅力を発信する情報サイト「こめつぶ」です。
今回は、滋賀県の6分の1を占める琵琶湖に生息する固有種「ビワマス」を使った料理が、
リーズナブルな価格で楽しめるお店「かなやKitchen」をご紹介!
風情ある街並みの中に佇むお店でいただく料理は絶品です。
|中山道61番目の宿場町、醒井宿。
JR東海道本線醒ヶ井駅にある醒井宿。
この通りは古代からの交通の要衝として利用されていました。生活の傍には豊富な水が流れていることから、旅人の休憩場所として最適のな条件であったと言われています。
醒井の地名の由来にもなった「居醒の清水」を源流とする地蔵川。
水温は1年中14度前後が保たれており、7月中旬から8月下旬には清流中に咲く梅花藻が見頃となります。
|古き良き街並みに佇む食事・喫茶「かなやキッチンKitchen」
醒ヶ井駅を降りて徒歩3分の場所にあるレトロな外観のお店。
元々看板屋さんとして営業していましたが、醒井宿に観光に来られたお客さんたちが喫茶店として間違えて来ることが多かったそう。
観光客はいっぱい来るのに近辺には休憩場所が少ない。
宿場町であったことから老舗料理店が多く並んでおり、地元の食材を使った料理を気軽に楽しんでもらう場所もない…
それならうちで食事処を開こう!!と決まり、看板屋さんから食事・喫茶「かなやKitchen」に生まれ変わりました。
店内はカウンター席が6席、テーブル席が4席ありお一人での利用からグループの利用も可能。
レコードのジャケットやインテリアが並び、ノスタルジックな雰囲気。
オープン当初は蕎麦とおにぎりのセットを販売していたそうですが、
「米原に来た観光客の方にもっとビワマスを知って食べてもらいたい」という店主の粋な計らいからマス料理を提供することに。
今回は、食べ比べに持って来いの「にじます丼」と「びわます丼」を注文します。
|にじます丼(950円)
まずは全国的に馴染みのあるニジマスを使った「にじます丼」からいただきます。
醤油漬けにした色鮮やかなニジマスがてんこ盛り!!
待てないのでさっそく、いただきます。
淡水魚によくある生臭さはなく、あっさりとした味わい。
弾力のある歯ごたえが印象的です☆
あ、申し遅れました。こめつぶでおなじみのしずえです。
「にじます丼」と一緒に出されるこのお吸い物。そのままでも美味しいのですが、
丼にかけてだし茶漬けとして食べることが出来るのです!!
だし茶漬け用の薬味を乗せて…
お吸い物を掛けて…いただきます!!
弾力のあったニジマスが、お吸い物の熱で程よい柔らかさになり、一度で二度。いや、触感も含めれば三度楽しめちゃう。
暑さの続く夏にもサラッと食べれるのがまた嬉しい♪
|びわます丼(1,350円)
こちらが琵琶湖の固有種ビワマスを使った「びわます丼」。
ニジマスとの違いを、わたくししずえが実況します。
お店で提供されるビワマスは、前回取材に伺った「番野」さんご協力の元、安定した数量で丼を提供できるよう冷凍保存されています。
こうした市内の飲食店コラボは嬉しいお話ですね♪
ビワマスには、トロのような上質な脂が乗っています。
かなやKitchenさんではこのビワマスを少し炙って丼にしています。
口に入れるととろけるような美味しさ!!
炙ったことで香ばしい香りがプラス。柔らかい身と濃厚な甘みに虜になる女性の方が多いようです。
予め甘みのある醤油がかかっていますが、追い醤油もOK♡
付け合わせには、季節野菜を使ったお料理。夏バテしたカラダも喜びますね!
|霊仙山の登山に行くなら、まずは「かなやKitchen」へ
こちらが店主の志津野 愛(しづの あい)さん。
お客さんからの「ありがとう」「美味しかった!」の言葉が励みになっているそう。
お店に入るとチャーミングな笑顔で迎えてくれる志津野さんに、思わず日々の出来事を話しかけたくなっちゃいます。
お店の看板犬は、元・霊仙山のガイド犬!!高齢になり引退したものの、優しい表情でお客さんを迎えてくれます。
霊仙山を上る前にまずはこちらで、山のお話を聞いてから登るのもよいかもしれませんね♪
かなやKitchenさんの商品は、この他にスイーツなども販売中。
ぜひ、米原みやげにいかがでしょうか??
お忙しい中取材にご協力いただき、ありがとうございました!!
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かなやKitchen
滋賀県米原市醒井621-3
TEL: 0749-54-8139
HP: http://bigbirddesign.wixsite.com/bigbirddesign/kanaya
定休日:水曜日
営業時間:11:00~18:00
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