水と命の源「水源の里・まいばら」で、決死の水巡り。
米原市といえば、言わずと知れた水源の里。
2018年には水源の里シンポジウムも開催されました。
そんな美しい米原市の水の恵みはいったいどこから来ているのか?
それは伊吹山を筆頭に市内に多くそびえる山々の恵みです。
今回はテーマを「水」に絞り、米原市内で見ることができる美しい水スポットを体を張ってご紹介!
まずは、隠れ絶景スポットとしてもオススメな、姉川ダム。
http://www.pref.shiga.lg.jp/h/n-doboku/hyousi/anegawadamu.html
ダムからの眺めは絶景です!
ダムの下を覗くと・・・
とてもスリルのある景色も楽しめます。
手前中央から大量の水が流れ出るんですよ~
撮影時は水が全く流れておらず、残念でした。
ダムの反対側から撮影するのもおすすめです!
ダムを後にして向かったのは今回のメインスポット五色の滝。
市内でも有名な美しい滝のスポット。
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/13642
五色の滝は、曲谷集落から約一時間かけて山道を登った先にある秘境です。
伊吹山系を源としており、なめらかな岩肌を滑る落ちる姿は壮観です。
今回は山登りがニガテなしずえちゃんのため、近くまで車でショートカットしちゃいました。(笑)
なかなかの険しい山道。
軽自動車1台分の幅!すれ違う時どうしよう~~
ようやく五色の滝へつながる道の入口へ到着。
前回のグリーンパーク山東から、かなりレベルが上がっている予感。
アウトドア用に着替えて、さっそく出発です。
この辺りは、携帯電話も繋がらないくらいの秘境!なので、事前にしっかり予習してから行きましょう。
滝までの道は、クマの出没情報あり!!
ラジオや大きな鈴などの音が鳴るものも必ず持参してくださいね。
しずえちゃんは大きな声でおしゃべりするのと、大好きな源ちゃんを鳴らしながら滝を目指しました♡
道は険しいけれど、新緑がすごくきれいです。
自然を近くで感じるには絶好のスポットではないでしょうか?
おっと、危ない!
地面は滑りやすくなっているので、注意しながら進んでください。
この険しい山道で、スマホをかばんに入れずに歩き進むしずえちゃん。
源ちゃんパワーでしょうか。さすがです。
歩き続けること約15分。ゴールの滝に到着!!
「やっと着いたー。長かったー(15分のくせに)。」
大きな迫力のある滝じゃないですけど、その分近くで見られるし良いですね。
「水めっちゃきれいやな(米原は大概どこもキレイやけど)」
なにやら丸い形の石がたくさん積み上げられています。
この石は花崗岩。
伊吹山系は花崗岩がよく採れるので、石塔や石臼が昔から造られてたんですよ。
このあたりって、そばの栽培で有名よね?
そばを挽く石臼も有名な産地やったんや。
ちょっと賢くなれました♪
存分に楽しんだので、車に戻りましょうー
山道お疲れ様でした!!!
入り口には、「五色の滝整備協力金箱」が設置されています。
皆様の暖かいご協力よろしくお願い致します^^
続いて、奥伊吹スキー場近くにある、「奥伊吹の親水」と言う湧き水スポット。
姉川の上流部、奥伊吹スキー場の入り口にある水場です。奥伊吹スキー場の料金所を超え、
スキー場の手前、駐車場エリアの登って右側にあります。夏は藪にまぎれて、見つけにくいかもしれません。
花崗岩分布域の湧水で、たいへん美味しい水でした。
水量も比較的多く、良い水場です。ただし水口が1つしかないので、並びができると厄介です。
一般的に花崗岩地帯に名水は多く、花崗岩地帯で採水されたミネラルウォーターも多数市販されていますが、
この水もそれらに負けない名水でしょう。
湖北エリアでは花崗岩は、この奥伊吹付近と奥琵琶湖付近に分布していますが、
どちらも山が比較的深い場所で、水場の存在はよく知られていません。ここは稀有な場所と言えそうです。人里からちょっと遠すぎるのが難です。
最後はしずえちゃんオススメの超~~~穴場スポット。
奥伊吹スキー場へ通って18年経ちますが、初めて知った小さいけれど美しい水スポットです。
奥伊吹スキー場の駐車場を抜けた先にあるのですが・・・少し説明が難しいので割愛させていただきます(T T)
たどり着いたスポットは、滝ではなく川ですが、
透明度の高い澄んだ水と大きな岩、森林が絵のようになりとっても美しかったです。
奥伊吹の華やかなイメージとは異なり、昔の姿がそのまま残る古き良き奥伊吹を感じられる場所でした。
マイナスイオンを存分に感じられます。
この他にも、米原市内には数多くの水スポットがあります。
琵琶湖を支える豊かな水資源。
お天気の良い日にゆっくりと巡ってみてはいかがでしょうか?
撮影日:2017年5月下旬