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自転車で、let`s県境!?!? 〜後編〜

さて、前回米原市駅周辺から醒井宿までを走破した「県境を目指す旅」 ですが後半戦も県境のゴールを目指して旅を進めます!


しずえちゃん(以下 し):「いい天気で本当に気持ちがい!」 横田さん(以下 横):「風もなく本当に自転車日和ですね。
でも長時間の自転車の旅の時は念のために雨具の用意もお忘れなく。」

 


美しい、醒井の町並みを駆け抜けたら、次は「柏原宿」を目指します。
滋賀県びわ湖観光情報によりますと・・・

柏原宿(出典:滋賀県びわ湖観光情報) JR東海道本線柏原(かしわばら)駅のあたりを中心に、かつて柏原宿が広がっていました。 東西13町(約1.5km)にもおよぶ中山道の中でも大規模な宿場町で、 344軒の家があったと伝えられていますが、 現在では、常夜灯(じょうやとう)や 街道沿いの宿場町特有の2階建の軒の低い数軒の家が面影を伝えています。 京から江戸へ向かう場合、柏原の宿から東へ近江(おうみ)の国と美濃(みの)の国の境にかけて長久寺(ちょうきゅうじ)、 今須の宿をへて常磐(ときわ)御前の墓、不破関(ふわのせき)、関ヶ原と続いていました。 また、柏原宿は伊吹もぐさの産地として有名で、「木曽路名所図会」にも紹介されています。 昔は多くのもぐさを商う店が街道沿いに軒を並べていましたが、現在はいぶしがかった落ち着いた構えの店が一軒残るだけです。 看板や店内の大きな福助人形をみても、もぐさを買い求める多くの旅人で繁盛していたことがうかがえます。

 

 





そんな大きな宿場町、柏原へ到着! 美しい街並みが私たちを迎えてくれます。 醒ヶ井から柏原までは電車でも一駅。 

 


位置情報はこちら⇧

 



そして柏原へお越しの際は一度は食べていただきたい名物メニューが。
米原市の公式サイトによりますと、
「喫茶 柏」は「柏原宿歴史館」に併殺されている施設で「なかでももぐさで有名な柏原から
もぐさをイメージした「やいとうどん」がおススメです。」とのこと。・・・「やいとうどん」気になりますね。

「柏原宿歴史館」は柏原宿歴史館は中山道の南面、宿場内の中ほどにある施設で、
建物は中山道に向けて三つの「入母屋造妻飾り」を重ねる重厚な表構えになっています。
この建物、もともとは染料関係で財をなした松浦氏の邸宅だそう。
現在では、柏原宿をはじめ周辺の歴史文化を
歴史資料やビデオなどで紹介する資料館として多くの人に利用されているそうです。

 


まぁ、そんな難しい話はさておき。ともかく名物の「やいとうどん」を食べましょう。
し&横「おじゃましまーす!」

 


こちらが名物のやいとうどん。

 


横:「これが旨いんですよ!!」
横:ちなみに「やいと」とはこの辺りでいう「お灸」の事。柏原はやいとの原料となるもぐさの一大生産地であったことから毎年「やいと祭り」も開かれています。
やいとうどんは、柏原名産のもぐさをとろろ昆布で表現したうどんで、登場してから10年以上の歴史を誇る目物うどんなんです。
し:「なるほどー。これは体も温まりそう!一気にゴールを目指せますね!!」

 


柏原宿歴史館公式サイト


横:「このままゴールへうまう前にせっかくなので紅葉の名所へ寄り道を。清瀧寺徳源院へ行きましょう。」
し:「ここは米原市民であればみんな知っている紅葉の名所ですよね。」
横:「でもなかなか自転車で訪れることはないですからね。せっかくなので紅葉の季節には是非訪れたい名所です。




し:清瀧寺徳源院内の中庭を望める堂内にはお客さんがいっぱい!!

 


し:「事前に問い合わせをしておくと参道と、堂内にある3300平方メートルの広さを誇る庭園拝観することができます。今回の取材では先約がいっぱいで・・・残念!」
横:「急な寄り道だったのでまた次回は必ず!」
清瀧寺徳源院情報は こちら


横:「さて!ここから一気にゴールを目指します。といってももうすぐ近くです。」

 



し:「いやー。いいところでしたね。満足したのでもう帰りましょうか?」
横:「ダメ!せっかくここまで来たのでもうひとがんばりしましょう!」

 


し:「そりゃ、そうですよね・・・。」

 

 


横:「なんだかんだ言っている間にもうゴールが見えてきました。」
し:「え?どこですか?」

 

横:「目の前じゃないですか?」
し:「え?エ?」

 


し:「この場所のどこに県境があるんですが?
横:「この溝です。」
し:「この溝??これ??」
横:「どんなものを期待していたんですか?(笑)これが県境ですよ。」

 


し:「以外と地味ですが・・・。」

 


し:「おお!よく見ると!!ちょっとテンションが上がってきました!」
横:「それは良かったです。」
し:「なんかこうもっとここが県境だ!!っていうアピールがすごい場所かと思いました。」

 


し:「いやー間違いなく県境だわ。写真とっとこ」

し:「またぐよねー。絶対またぐよねー。」

 

し:「しかしこの「寝物語」というのはなんですか?」
横:「これは昔この県境に二軒の旅館が立っていたところのお話で。。。
滋賀県びわ湖観光情報によると
『昔、国境の小さな溝を隔てて建つ両国の旅籠の泊まり客どうしが、寝ながら話しができたことから付いた呼称』だそうです。
昔から非常に距離が近い県境だったんですね。」
し:「なるほどー」

 

横:「今回の県境を目指す旅はいかがでしたか?」
し:「米原を自転車で横断するって聞いた時は『絶対無理』と思いましたが、実際走ってみると思ってもみなかった発見があるし、予想以上にスムーズに県境まで走れた感じです。」
横:「観光で行かれる時は米原駅にサイクルステーションもできたので、米原駅を降りてから自転車を借りることも可能になりました。」
し:「四季折々の美しさが楽しめる米原自転車の旅・・・はまりそうです。」
横:「コースもたくさんるので、こちらのサイトも参考にしてくださいねー。

 

し:「今日はどうもありがとうござました!」
横:「こちらこそ、お疲れ様でしたー。」

 


米原駅サイクルステーション情報
※琵琶湖一周「ビワイチ」や市内観光サイクリングの新たな拠点として、新幹線駅直結型のサイクルステーションとしては全国初となる「米原駅サイクルステーション」が、平成28年10月8日(土曜日)、米原駅東口にグランドオープンしました!詳しくはこちら!


2016-12-25 | カテゴリー: 遊ぶ 

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